泉の森に田んぼがあるのをご存知でしょうか?
遊びの小川の横、水車小屋のすぐ隣に、面積約10坪の小さな田んぼがあります。
毎年、ここで稲を育てて、11月の「民家園の秋まつり」の脱穀体験で使用しています。
5月18日(水)に、田植え前の準備として、ボランティアの方たちと一緒に「代掻き(しろかき)」と「くろつけ」を行いました。
【代掻き】
「代掻き」とは、田んぼの土を掘り砕いて細かくする作業です。
胴付長靴を履いて田んぼの中に入り、鍬(くわ)やスコップなどで土を掘り返しました。
【くろつけ】
代掻きをしながら、畔(あぜ)に泥を塗って補強する「くろつけ」を行いました。
こうすることで田んぼからの水漏れを防ぐことができます。
【ドブッタ】
この写真のように、深い所では膝近くまで泥に沈んでしまう、沼のような田んぼです。
地元の人はこのような田を「ドブッタ」と呼んでいます。
現在、湿生植物園やしらかしの池がある場所には、かつてはこのようなドブッタがいくつもあり、稲作が行われていたといいます。
【仕上げ】
この日の作業は約2時間で終わりました。みなさん、おつかれさまでした。
次回は田植えを行います。当初は5月25日(水)の予定でしたが、都合により6月上旬に延期します。