木枯らしも吹くようになり、めっきり寒くなりましたね。
ニュースでは山地の紅葉情報が流れていますが、
関東平野の紅葉はだいたい12月上旬が見ごろです。
泉の森は紅葉の名所ではありませんが、園内の落葉樹も色づき始めてきましたので、
これから時どき紅葉・黄葉の状況をお知らせしましょう。
以下は本日午前9時過ぎに撮影したものです。
曇っていたためあまりいい色が出なかった点はご勘弁ください。
▲しらかしの池南端西側のイチョウ
ここのイチョウはだいぶ黄色くなりました。
イチョウはこの奥にもう1本ありますが、そちらはまだ青々としていました。
▲しらかしの池西側堤防上のイロハモミジ
イロハモミジは園内あちこちにありますが、ここのイロハモミジは少し色づき始めたくらいです。
▲しらかしの池西側堤防上のイロハモミジのアップ
アップで見ても、まだまだですね。
湿生植物園東側や第1駐車場のイロハモミジはもう少し赤くなっています。
▲しらかしの池東側のトウカエデ
イロハモミジのちょうど対岸あたりにあるトウカエデ。
昨年はイロハモミジよりも早く赤くなりましたが、今年はどうでしょうね。
トウカエデは水車小屋裏の広場にも何本かありますが、
そちらはまだ色づいていませんでした。
▲しらかしの池を臨む展望デッキ後ろのムクノキ
ムクノキは赤くはなりません。
ここのムクノキは昨日の雨でだいぶ葉が落ちたようで、歩道も黄色くなっていますね。
▲しらかし広場のケヤキ
ケヤキは黄色から茶色へと変わります。
左側は黄色く、右側は茶色ですね(一番右にチラッと写っているのはコナラです)。
ケヤキも園内のあちこちに生えています。
▲泉の滝近くのハゼノキ
今、泉の森でもっとも赤いのはウルシの仲間のハゼノキかもしれません。
ここは小川を挟んで2本のハゼノキがありますが(昼に見に行ったら少なくとも4本ありました)、
この写真で大きく写っている南側の木よりも、右下に小さく写っている北側の木のほうが赤いですね。
そのアップがこちら。
▲泉の滝近くの北側ハゼノキのアップ(これは午後1時前に撮影)
綺麗ですよね。
しかしウルシの仲間ですので肌の弱い方はかぶれます。
私は大学生のころ、二度も顔がパンパンに腫れたので、怖くて触れません……。
冒頭でも述べましたように、泉の森は紅葉の名所ではありません。
園内には常緑樹も多く、まばらに生える落葉樹がポツポツと色づく程度で、あまり写真映えもしません。
過大に期待をして、「なんだよ、この程度かよ」なんて思わないでくださいね。