湿生植物園の周辺で、ミゾソバが咲き始めていました。
秋はタデ科の花盛りのシーズンですが、地味なものが多い仲間の中では、明るいピンク色で派手な部類に入りそうです。
ミゾソバ<溝蕎麦>は、花や葉が蕎麦に似ることから付いた名ですが、別名は「ウシノヒタイ」。
葉の形が牛の顔(額)を思わせることから、だそうです。どちらも納得の名前ですね。
日当たりのいい道端では、チカラシバも目立ってきました。
チカラシバは漢字で<力芝>。この草と力比べをしてみると、根はしっかり土に張られ、簡単に引き抜くことはできません。
ふさふさのブラシのような花序は、紫色かがって美しいです。
地味ですが、よく見ると花の時期を迎えています(下右)
今日は午後になって急に気温が上がりました。
ふと陽だまりをみると、キジバトがのんびり羽を広げ、気持ちよさそうに日光浴をしていました。
ピエロのような顔が可愛いツチイナゴの幼虫君も、葉の上でじっとくつろいでいました。
来週は10月ですね!秋が深まる泉の森も魅力が満載です。
ぜひお越しください。