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豊かな自然が広がる引地川源流の森 泉の森 いずみのもり

〒242-0029 神奈川県大和市上草柳1728番地アクセスマップ
Tel:046-264-6633(自然観察センター・しらかしのいえ)
Tel:046-260-5795(泉の森ふれあいキャンプ場)
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9/4(木) 泉の森自然情報 ~水辺の動植物~ 【自然観察センター】

昨日今日と、少し暑さが戻ってきました。それでも8月に比べると吹き抜ける風は心地よく、秋になるんだな~と実感します。
梅雨頃に生まれたバッタやカマキリの幼虫が続々羽化(幼虫から成虫になること)しているようで、あっちにもこっちにも幼虫の脱ぎ捨てた服…つまり脱け殻が落ちています。

ハラビロカマキリ (左)と、オンブバッタ (右)の脱け殻~

ハラビロカマキリは、カマのギザギザまでくっきりと。オンブバッタも綺麗に抜け出ていました。
そして見事に成長した成虫を沢山目にします。(下左:オオカマキリ、右:オンブバッタ…褐色型のメスです)
彼らは秋に向けてが産卵シーズン。これからもりもり食べて栄養をつけなければなりませんね。

水辺で作業していたら、セリ が綺麗な花を咲かせていました。花のピークは過ぎているので、咲き終わっているものも沢山。
若い果実(画像:下右)を上から見ると、花火のような形で面白いです。

水辺には、湿ったところに生える植物が沢山あります。
水田雑草のようなものが多いですが、よく見ると可愛らしい姿のものも多いです。

ミゾカクシ(溝隠)は、その名のとおり溝を隠すようにびっしり繁茂する植物です。
田のあぜにムシロを敷いたように広がるから「アゼムシロ」という別名もあります。昔から田んぼではおなじみの植物なのだと分かりますね。

~不思議な形の花~

ウリクサ (下左)やトキワハゼ (下右)も小さな花の植物。花の形が良く似ています。
これらは以前はゴマノハグサ科で同じ仲間でしたが、新しい分類ではウリクサがアゼトウガラシ科、トキワハゼはハエドクソウ科に分かれてしまいました。
なかなか見分けるのが難しい植物です。

トンボの種類は減ってきましたが、ハグロトンボやイトトンボの仲間は、活発に活動していました。
綺麗な ハグロトンボ のオス(下)でしたが、翅が少し傷んでいました。長生きしている証拠なので、こういうトンボを見るとうれしくなります^^

ハグロトンボ

アジアイトトンボ (下左)のカップルは、ハートの形につながっていました。
オスがメスにしきりに求愛していたのは イチモンジセセリ (下右)。
翅を小刻みに震わせ、ストーカーのようにメスを追いかけまわしていました。



涼しくなって、野外散策が気持ちいい季節になりました。見頃の動植物を愛でにお越しください。

※動植物の採集はできません。観察したら、元の場所に戻しましょう。

泉の森
住所 〒242-0029
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