梅雨が明けました。夏休みにも入り、いよいよ夏本番ですね。
泉の森には、沢山の子どもたちが遊びに来ています。
熱中症にならないよう気をつけながら森を歩いていると、どこからともなく甘い香りが漂ってきました。
ヤマユリが満開でした。
泉の森のヤマユリは、以前はかなり沢山あったそうですが、心無い方の持ち去り(盗掘)などもあるようで数を減らしています。
植物調査班のボランティアさんが大切に管理をしてくれているおかげで、今年は綺麗な花を咲かせてくれました。
ヤマユリはぜひ、園路沿いから眺めてくださいね。
※泉の森では、園路を外れて中に入ることはできません。動植物を持ち帰ることもできません。
ヤマユリの近くには、コチャバネセセリという小さなセセリチョウが花の蜜を吸っていました。
水辺や草むらで見つかるセセリチョウとは種類が違います。
ちらほら咲き始めたミズヒキの花にやってきたのは、ヒトスジシマカのオスかな?いわゆるヤブ蚊です。
人の血を吸うのは産卵前のメスだけで、それ以外はヤブ蚊も花の蜜を吸うのですが、見ているだけでかゆくなりそうですね^^;
ハエドクソウ(右)の小さな花にも、蚊が蜜を吸いに来ていました。
ニイニイゼミの大合唱が響く泉の森ですが、今日はアブラゼミのぬけがらも沢山見つかりました。
写真のぬけがらは、地上4メートルの高さにありました。一生懸命木の幹を登ったんですね。
ヘクソカズラ(右)も咲き始めていました。この花が咲くと、真夏だなぁ・・・と感じます。
これからしばらく真夏日が続きそうですね。
泉の森にお越しの際は、暑さ対策は万全にお願いします。