気づけば11月…泉の森でも秋は深まっています。
しらかしの池の周囲も紅葉が進み、池には北からの使者が続々と集まりはじめました。
ヒドリガモ…キンクロハジロ…ホシハジロ…冬鳥のカモたちが、日々増えています。
今日見られたカモたちを、いくつかご紹介します。
まずはヒドリガモ。
ピューピュー…と口笛のような鳴き声が可愛らしい、とてもにぎやかなカモです。
赤茶の頭、グレーの体、黄色いおでこがオスの姿。 メスは全体に茶色です。
続いてキンクロハジロ。白黒のツートンカラーがシックなカモです。
白黒の体に、金色の目。後頭部の冠姿がお洒落なオス。 メスは全体に落ち着いた茶系です。
こちらは3色カラーのカモ、ホシハジロです。
メスの姿が見当たらなかったのですが、昨日確認できました。
赤茶の頭に赤い目、黒と灰色の体がオスです。 メスは落ち着いた茶色で、目の周りに白いすじがあります。
そして昨日やっと確認できたのがオナガガモ。
綺麗なオスが1羽、杭の上で羽を休めていました。
あれ?尾が短いのに「尾長鴨」…!?
オスは白黒灰色で、長い中央尾羽が特徴のスマートなカモですが
こちらはエクリプスといって、美しい繁殖羽に生え換わり中のオスでした。
※生え換わり途中のため、尾羽が伸びきっていません。
最後はコガモとカルガモです。
コガモは9月上旬にやってきましたが、繁殖羽のオスはまだ見ていません。
どちらも似た姿ですが、左がオス、右がメスです。オスはくちばしの色が真っ黒です。
お馴染みのカルガモ。くちばしの先が黄色です。
他にもマガモが居たり居なかったり…。
見るたびに会える種類が違うのが、カモ・ウォッチングの面白い所です^^
秋はなかなかじっくりと観察に行けず、自然情報も久しぶりの更新となってしまいました。
また紅葉の様子などをお伝えしていきますので、ぜひご覧になってくださいね。