天気予報のとおり、午前中から雷と豪雨に見舞われた泉の森。
雨が降る前に、朝一番で林内を半周してきました。

やはり今一番目立つのが、先週の自然情報でご紹介したキツネノカミソリです。
＊こちら → 8/10 泉の森自然情報参照

一週間経って、林内各地で次々に開花しています。
特に山野草園の群生は見事で、とても綺麗ですよ♪

～花の乏しいこの時期…鮮やかな花の色が目を引きます～

そして…名前に同じ「キツネ」と付く植物も咲き始めました。
～キツネノマゴ～ (狐の孫)
～道ばたの足元で咲いていますよ～

道ばたや林縁に生える、キツネノマゴ科の植物です。
背丈は低く、10～40㎝程度。
対生した葉の上にちょこんと伸びた穂状の花序に、淡紅紫色の唇形花をつけます。
これから10月くらいまで花は見られます。小さいですが、なかなか可愛い花ですよ♪

もうひとつ、動物？の名前のついた植物もご紹介します。
～タコノアシ～ (蛸の足)
くるんと反り返った様子もそっくり

名前はそのものずばり、8本足の軟体動物の「タコ」に花序を見立てたものです。
花序の枝先に、花や実がびっしりつく様子は、タコの吸盤そっくり！
しかも…果実は熟すと赤くなり、秋に全草が紅葉した姿は、「ゆでダコ」そっくりになります。
ぜひ秋の姿を楽しみにお待ちください＾＾

場所は、湿生植物園の西側です。これから次々に咲きそうですよ。

午後になってほぼ雨は止みましたが、変わりやすいお天気です。
泉の森を散策の際は、天気の急変に十分ご注意ください。