民家園内のサルスベリとオミナエシが咲き始めました。
サルスベリ
サルスベリはミソハギ科の植物です。幹が成長するに伴い古い樹皮がとれ、新しいすべすべの樹皮が現れることから木登りの達人であるサルも落ちてしまうだろう、ということでこの名前が付けられました(実際にはするすると登ってしまうようですが)。
また、漢字では比較的長い間赤い花が咲いているので、百日紅と書かれます。
オミナエシ
オミナエシは、オミナエシ科で秋の七草に登場する花です。新元号「令和」の原典となったことで話題の「万葉集」でも、他の当時の秋の七草と一緒に「萩の花尾花 葛花 瞿麦の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花」(山上憶良)と詠まれています。
サルスベリは旧小川家の庭や裏門前などの園内各所で、オミナエシはニワトリ小屋の近くでそれぞれ見ることができます。
お散歩で来られた際には、ぜひ探してみてください。