2/17(木)・2/20(日)の2日間、多胡記念公園では「庭木の手入れ教室」を開催しました。
キーワードは「人事部長と外科医?!」
剪定をするには、先ずは剪定する枝を選びます。
どの枝を残し、どの枝を剪定するか、まさにリストラです。
ここは、人事部長になったつもりで(これから出てくる若い芽を信じて)剪定枝を選びます。
次は剪定です。
木は痛い、かゆいとは言いませんが、正しい剪定を行うと、その後具合は悪くならないし、術後の治りも良いのです。
外科医になったつもりで、樹木と向かい合いましょう。
そんなお話とともに、教室はどんどん進みます。
参加者から次々と出る疑問や質問に、その特性や環境に合わせ一つ一つ丁寧に教えていただきました。
あっという間の3時間でしたが、教室終了後も質問が絶えず、参加者の皆さまは熱心に講師の話に耳を傾けていました。
また、昨年に続き参加された方からは、教わった剪定を実践したところ、ほとんど咲かなかった梅にたくさんの花芽がついた。
という嬉しい報告もいただきました。
剪定は、生きている枝に手を入れること。
木は動かないし、しゃべらない。
下手な剪定は、枯れるか枝が吹いてくる。
正しい剪定は、切り口がきれいにふさがり、病気になりにくい。
木をよく見て、木と対話をして欲しいと話される講師の顔は、終始木に対する優しい表情が印象的でした。
人事部長と外科医のお話
もう少し詳しく知りたい方は、来年2月の教室にぜひご参加ください。