少し前までの暑さが嘘のように涼しくなってきましたね。
泉の森ではさまざまな実がなりはじめています。
いくつか紹介しましょう。
▲イイギリ(ヤナギ科)
水車小屋の横にある大木のイイギリです。
どうも1年おきにたくさんの実をつけるようで、昨年は不作でしたが、今年は豊作です。
少し色づき始めていますが真っ赤になりますので、今から楽しみです。
▲ミズキ(ミズキ科)
園内のあちこちに生えているミズキ。
熟すと黒くなるのですが、すでに黒い実が多いですね。
よく鳥たちが食べに来る実です。
▲カキノキ(カキノキ科)
カキノキ(柿)も大きな実をたくさんつけていますが、まだ緑色です。
熟すとメジロやツグミ、ムクドリなどの鳥たちが喜んで食べます。
早くそんな光景を見たいものです。
▲クリ(ブナ科)
クリ(栗)も緑色のいがが大きくなっていました。
鳥たちはこれを食べませんが、クリシギゾウムシという虫が卵を産み付けることがあります。
昔はゆでたクリの中によくその虫の幼虫が入っていたものです。
※泉の森は動植物の採集・採取が禁止されています。
木の実も例外ではありません。
生き物たちのために残しておいてあげましょう。