昨日(7/30)は「ジュニアナチュラリストになろう! 」の2回目がありました。
年4回のプログラムで行われているこのイベントには、
今年も約20人の子どもたちが参加してくれています(受付は終了しています)。
昨日はセミの抜けがら調べなどを行ったのですが、
その最中に子どもたちが足もとのミズヒキの葉裏にある
ムモンホソアシナガバチの巣を見つけました。
大人たちは、子どもの目線の低さに感心するばかりです。
その巣はそのまま放ってはおけない場所にありましたので、
駆除しなければなりません。
この程度の大きさの巣でしたら、
普通なら殺虫剤を一吹きして終わりなのでしょうが、
ただ殺してしまうのはかわいそうなので、
ミズヒキの根ごと掘り起こして展示することにしました。
1発くらい刺されるのを覚悟で挑みましたが、
意外なくらいおとなしいハチたちで、
あっけなく回収できたのです。
▲ムモンホソアシナガバチ(スズメバチ科)の成虫と巣
現在、女王蜂が1頭と、働き蜂が6頭の、計7頭の成虫がいます。
巣の中には蛹(さなぎ)がありますから、成虫はもっと増えると思います。
▲スズメバチの生体展示コーナー
おなじみ(?)のこのコーナーには現在以下のものを展示しています。
①オオスズメバチの女王蜂(6/17から展示)
②コガタスズメバチの女王と働き蜂(6/18から展示)※女王蜂のみになりました(8/2)※女王蜂も死んだため展示を終了しました(8/9)
③ムモンホソアシナガバチの女王と働き蜂を巣ごと(7/31から展示)
自然観察センターにお越しの際には是非ご覧ください。