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豊かな自然が広がる引地川源流の森 泉の森 いずみのもり

〒242-0029 神奈川県大和市上草柳1728番地アクセスマップ
Tel:046-264-6633(自然観察センター・しらかしのいえ)
Tel:046-260-5795(泉の森ふれあいキャンプ場)
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2015/3/27(金) 泉の森自然情報~春の生きもの~ 【自然観察センター】

そろそろ4月ですね。木々が芽吹き花々が咲き出すと、少し遅れて生きものたちも活動を始めます。
この1週間に出会った生きものを、いくつかご紹介します。

桜の時期になると、花の蜜を吸いにヒヨドリやメジロがやってきます。
くちばしを器用に花の中心につっこみ、奥にある蜜を舐めとっているようです。
ふれあいの森のオオカンザクラでは、ヒヨドリ達が春のご馳走に歓喜の声をあげ、花々を飛び回っていました。


~オオカンザクラの蜜を吸うヒヨドリ~ 花を落とさず器用に吸います

昆虫も少しずつ増えています。
ナナホシテントウは冬ごもりからすっかり目覚め、アブラムシのいる草の上をうろうろ。
可愛いお顔とレンズ越しに目が合いました。「あっ!にんげん!!」というような表情…?


~ナナホシテントウ~ 警告色の赤と黒の体はよく目立ちます

早春に咲く花にとって、とっても重要なお客さまも今週から飛びはじめました。
ビロウドツリアブといって、花の花粉や蜜を食べるアブの仲間です。
このツリアブさん、とにかく毛むくじゃら!ビロードのように滑らかな毛を身にまとい、花から花へ忙しく飛び回ります。
虫の少ない時期に花粉を運んでくれる重要な存在です。


~黄金色のビロウドツリアブ~ 体長は1cm程度と小さなアブです.長い口吻が見えます.

この春はテングチョウによく会います。
テングチョウは成虫で越冬するチョウなので、少し翅が傷んでいるのは冬越ししていた証ですね。


~テングチョウ~ モンシロチョウくらいの大きさのチョウです

なんで「テング」なのかというと、顔の前にある小あごひげが突き出していて、天狗のようだから。
横から見ると、確かに天狗様の鼻のようですね。


~突き出した小あごひげを天狗に見立てた~

カナヘビも動き始めています。スリムで可愛らしい印象のカナヘビですが、顔は恐竜にそっくり。
迫力のある顔をした爬虫類ですね。
今日は地面の上にいる小さな虫を食べていました。


~なかなか格好いい顔のカナヘビ~ 全身うろこに覆われています

外来種の両生類…ウシガエルも冬眠から目覚めています。
先日は引地川の岸辺に20cmクラスの大きなウシガエルがいました。お腹がぷくぷく…何を食べていたのでしょうか。

~ウシガエル~

アズマヒキガエルのオタマジャクシも卵からふ化し、元気に泳いでいました。
これからますます生きものが増えて、泉の森も賑わう季節になります。

泉の森
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