2/28(土)の自然情報でお伝えしたアズマヒキガエルの話題。
その後どうなったの…？？とお客様からお問い合わせをいただいていました。
その後をご報告します。

～今年のアズマヒキガルたち～ 2/27と2/28のオスのカエルです

センター前のしぜんかんさつ池のアズマヒキガエル達ですが、2/24(火)に最初のカエルを確認。初認日でした。
2/27(金)に10匹ほどが集まり、卵塊1つを確認。
2/28(土)は20匹ほどが集まり、本格的な蛙合戦がスタートしたようでした。土曜日だったので、来館者の方約50人にミニミニ観察会で解説もしました。
3/1(日)は冷たい雨でオスの声は1匹。
3/2(月)は晴れで気温が上がるが休館日。
3/3(火)は真冬の寒さでカエルは0。多数の卵塊を発見。3/2(月)に生みつけられたものでした。
3/4(水)は晴れでオスを10匹ほど確認しましたが、すでに合戦は終了してしまったようです。

～うねうねしているのがアズマヒキガルの卵塊～

ということで、、とても残念なのですが、今年のしぜんかんさつ池の蛙合戦は、休館日の3/2(月)がピークだったと思います。
つまりは誰も見られなくて、、何匹集まっていたかは想像でしかありませんが、天候不順でカエルの出現期がかなりずれてしまったので、数も少なめだったのではないでしょうか。

池に産み付けられた卵塊ですが、今のところ捕食にもあわず、無事です。
説明用に容器に入れておいた卵は発生が進み、「胚」と呼ばれる段階ですが、そろそろオタマジャクシの形に近づきつつあります。

～オタマジャクシの前段階の胚～

～池の卵塊～ ゼリー状の部分がゆるくなってきました

もう少ししたら孵化して、オタマジャクシが泳ぐ姿が見られると思います。
泉の森の生き物は、捕獲・採集することはできませんので、オタマジャクシを傷つけないよう池のデッキからそっと見守るだけにしてくださいね。