日がずいぶん長くなりました。6月21日の今日は、「夏至」だそうです。
一年で最も昼が長いのが夏至。これから本格的な夏がやってくるのですね。
泉の森で夏至といえば、この植物を思い浮かべます。
ハンゲショウ~半夏生~
夏至から数えて11日目の7月2日頃から七夕(7月7日)までの5日間を、「半夏生」というそうです。
この頃葉の白さがピークを迎える植物が、ハンゲショウです。
「片白草」や、半分お化粧をしたようなので「半化粧」との別名もあります。
ハンゲショウは、湿生植物園で観察できます。写真は数日前なので、この週末はもっと葉が白くなっていますよ。
ちなみにハンゲショウは、「半夏生」の頃を過ぎると白さが抜け、緑の葉に戻ります。不思議な植物ですね。
同じく湿生植物園では、オオシオカラトンボのメスが産卵していました。
チョン、チョン、とお腹の先を打ち付ける「打水産卵」という産卵方法です。
メスの上で周囲を警戒しているのは、オス。他のオスが来ないように、メスを保護しているようです。
久しぶりに綺麗なニホントカゲを見ました。
気持ちよさそうに日光浴して、体温を上げているところです。
カナヘビに比べ皮膚がつるんとしていて、体つきもずんぐりしています
カナヘビは身近にいても、ニホントカゲを見られる場所は減ってきているようです。
泉の森のトカゲさん、大切にしたいですね。
※泉の森の生き物(植物含む)は持ち帰れません。