冬の時期、森を歩いていてもほとんど昆虫に出会いません。
多くの昆虫は、卵や蛹、幼虫や成虫と、それぞれ形態は違いますが、厳しい冬を乗り切るため冬越しをしています。
テントウムシの多くは、成虫で越冬します。
木の割れ目などに沢山のテントウムシが集まって、集団で越冬することがよく知られています。
図鑑などでは目にしても、実際に私もほとんど見たことがなかったのですが、今年は「テントウムシの越冬集団」を見る機会に恵まれています。
テントウムシ(ナミテントウ)の越冬集団
2014.1.7 撮影
昨日行われた行事「プロナチュラリストの観察会~佐々木洋~」は、テーマが『冬越しの生きもの』ということで、
佐々木洋さんと一緒に、参加者の皆さんは色々な越冬昆虫を探して観察しました。
テントウムシの越冬集団もしっかり観察することができました。
~色彩はそれぞれ違いますが、全て同じテントウムシ(ナミテントウ)という種類の集まりです~
~観察のため設置したわら巻きの中から出てきました~
つやつやして綺麗です
年明けから寒暖の差が激しく、暖かい日には少し活動をしている昆虫も見かけます。
彼らが無事春を迎えられるといいな、と見るたびに思います。