ここ数日、「赤い実がなっている木があるのだけど、なんていう木?」という質問が度々事務所にあります。
場所を聞くと、水車小屋の隣だといいます。
皆さんが聞いているのは、同じ木。「イイギリ」という木です。
ぶどうの房のようにぶら下がった赤い実. 実の大きさは10ミリ程度で、デラウェアくらいでしょうか
イイギリ (飯桐) イイギリ科
秋から晩秋に、美しい実が垂れ下がり、葉が落ちた後まで残る赤い実はよく目立ちます。
暖地の山中に生える落葉高木で、高さは20メートル近くなり、枝が放射状に張りだす特性があります。
大きな木にぶら下がった実を見て、皆さん 「なんて木だろう…?」と気になるようです。
この実は、落葉したあとの12月頃にさらに目立つようになり、「あの木なぁに?」という質問がさらに増えます。
この実は、泉の森の野鳥達の大好物です。
昨年は12月のある日…熟したのを見計らって、ヒヨドリやツグミがやって来て、10日程で実を食べつくしました。
今年も同じような光景が見られるかもしれません。
”鳥に食べてアピール”をしている赤い実
泉の森に散策の際は、あの実まだ残ってるかな?とぜひ注目してみてくださいね^^