お彼岸を過ぎ、やっと秋らしい気候になってきました。
今日は一日曇りでしたが、長袖でも暑くなく、快適な気温に夏の疲れが癒される感じです。
タデ科やイネ科の植物も目につくようになりました。
これらの植物は、いわゆる「お花」のイメージではありませんが、秋らしくて私は好きです。
秋の昆虫といえばカマキリです。
この時期になると、厳しい生存競争を勝ち抜いたカマキリが成虫になり、草むらや木の枝などで大きなカマキリを目にすることができます。
先日も、ハラビロカマキリがのっしのっし柵の上を歩いていました。
お腹の大きなメスでした。そろそろ産卵するのでしょうか。
~カメラを構える私に、道を譲りなさい!とお怒りのカマキリさん~
昆虫の王者であるカマキリも、一番の天敵は鳥です。
日曜日には、コサギがカマキリを次々に捕まえては捕食しているところを目撃しました。
くちばしでくわえて、左右に振り回して、硬いカマや脚を振り落としているようでした。
最後はパクン!丸飲みされてしまったカマキリ。
ほんの2~3分の間に、3匹のカマキリを狙い、2匹が犠牲になりました^^;
ゴクリ…
食べるものと食べられるもの…私たちが自然観察を楽しんでいる間も
観察される側の生きものは常に命がけの日々を送っているんですね。
鳥も昆虫も好きな私は、どちらも応援したいようで複雑な心境でした。