8月になりました。このところ曇りや雨の日が多く、梅雨に逆戻りしたようですね。

泉の森も湿気がむんむん。汗がじんわり出てきます。

森では夏らしい大ぶりの花が咲き始めました。

キツネノカミソリが一週間ほど前からオレンジ色の花を咲かせています。

今年は花丈が低く、花も小ぶりです。

これから大きな株が出てくるのか、それともこの夏の天候不順の影響でもあるのでしょうか。

こちらは花期を逃してしまいましたが、ウバユリも咲いていました。

昨年は花も見ることが出来なかったので(花の時期に観察に行けなかったので…)

今年は見頃は過ぎても、花を見ることが出来てよかったです＾＾；

～ウバユリは、森のはらっぱとウバユリ群生地、山野草園でも咲いています～

～少し傷んでいますが、ギリギリ綺麗な花がありました～

そして今、森を歩いていると、どこからともなく香水のような甘い香りが鼻をくすぐります。

辺りを見回すと、クサギの花が咲いています。

クサギは今が見頃！本当にいい香りがしますので、芳香浴を楽しめますよ♪

～クヌギの森のクサギは大木。香りの方向を見上げると、満開のクサギがありました～

～横から見ると、長く伸びた雄しべと雌しべが面白い形です～

～1つの花は3センチ程で大きいです。鼻を近づけると、とってもいい香り＾＾～

～赤いガク片が目立って、ピンクのように見えます。とても可憐ですね～

～マムシ池の奥にあるクサギ。見事に満開で、周囲に香りを漂わせています～

ホタルの小川の脇にあるクサギの木が、間近に観察できるのでお勧めですよ。

夏休みになり、自然散策に訪れる方も増えています。

中には柵を乗り越えたり、動植物を傷めたり持ち帰ったり…一部の心ない方の行動も目にします。

泉の森は動植物の採集、持ち帰りは出来ません。

大和市に残された貴重な自然をこれからも持続していけるように、ルールを守って観察してください。