湿生植物園の周りにいろいろな花が咲いています。
必ずしも水辺に咲くものだけではありませんが、いくつか紹介しましょう。
▲ミソハギ(ミソハギ科)
ピンク色の花が美しいミソハギ。
お盆の頃に咲くので、ボンバナやショウリョウバナ(精霊花)の別名があります。
▲ユウガギク(キク科)
キクというと秋のイメージかもしれませんが、ユウガギクが咲き始めています。
これは道端にも生えるキクです。
薄紫色のカントウヨメナも咲き始めていました。
▲セリ(セリ科)
この白い花は春の七草としても有名なセリです。
この一画のセリは葉がほとんどありませんでした。
おそらくキアゲハの幼虫が食べたのでしょう。
セリを食べるのは人間だけではないのです。
▲ダイコンソウ(バラ科)
鮮やかな黄色い花を咲かせているダイコンソウ。
地際につく葉が大根の葉に似ていることから名付けられました。
▲ナガエミクリ(ミクリ科)
水の中に生えるナガエミクリは水車小屋付近で見られます。
面白い花ですが、上のほうが雄頭花、下のほうが雌頭花です。
水辺ではそろそろヌマトラノオが咲きそうです。
機会がありましたら紹介しましょう。