関東地方は梅雨入りしたそうですが、晴れた日が続きますね。
そんな梅雨のころに咲く花といえばアジサイですが、
泉の森では少ないながら他にも花が咲いています。
今回は最近撮影した、そんな花たちを紹介しますので、
泉の森にお越しの際は探してみてください。
▲ホタルブクロ(キキョウ科)
下向きに咲く花の中にホタルを入れて遊んだホタルブクロ。
花の色はこのような紫色のものの他に白っぽいものもあります。
園内のあちこちで咲いていますが、自然観察センターの庭や、
郷土民家園西側のクワ畑のところにもあります。
▲ノアザミ(キク科)
少し前から咲いていますが、濃いピンク色が綺麗なノアザミ。
泉の森では少なく、遊びの小川の北側の246号線を越えた斜面にあります。
アゲハなどのチョウが好きな花ですので、運が良ければチョウと一緒に
見られるかもしれません。
▲コヒルガオ(ヒルガオ科)
アサガオやユウガオなど、似たものが多いですが、昼に咲くのがヒルガオの仲間。
しらかしの池のふれあいステージ西側などに咲いています。
▲ドクダミ(ドクダミ科)
とかく嫌われもののドクダミですが、こうして見ると可愛い花だと思いませんか?
それこそ、いたるところで見られますね。
5月から7月まで、長い期間咲いています。
▲ビョウヤナギ(オトギリソウ科)
たくさんの長い雄しべをつける黄色い花がビョウヤナギ。
中国原産ですが、古くから植えられている木です。
売店の東側に多く、しらかしの池の展望デッキの脇にもあります。
▲サンゴジュ(レンプクソウ科)
まさにこれからが花期なのがサンゴジュです。
白くて小さい花をたくさんつけます。
自然観察センターの周りの車道脇や、水車小屋広場に多く植えられています。
▲クマシデ(カバノキ科)
ちょっと目立たないのですが、緑色の果穂(当初「花」と書きましたが間違いでした)をぶら下げるクマシデ。
おもしろい形ですよね。
自然観察センター裏の第1駐車場に植えられています。
▲ムラサキシキブ(シソ科)
小さな紫色の花をつけるムラサキシキブ。右の白いのはつぼみです。
これもちょっと目立たないのですが、よく見れば綺麗です。
園内のあちこちで咲いていますが、自然観察センターの庭にもあります。
▲ギンリョウソウ(シャクジョウソウ科)
最後は少し不気味なギンリョウソウ。
植物なのに光合成をせず、ベニタケというキノコに寄生して栄養を得ています。
光合成をしないので葉緑素もなく、緑色の部分はありません。
これは限られた林内などに咲いていますが、もう花期は終わりそうです(写真は6/2に撮影)。
以上、最近撮影したものを紹介しましたが、
この他に以前(5/19←日付をクリックすると記事に飛びます)に紹介した
キツリフネやユキノシタも咲いています。
写真をご覧になりたい方は前の記事もご覧ください。