昨日の夕方から明け方にかけて、季節はずれの台風6号から変わった温帯低気圧と前線の影響で、大和市も強い雨と風に襲われました。
調節池であるしらかしの池と水辺一帯は水没し、今朝はその爪痕があちこちに見られました。
~土砂が積もったしらかしの池のふれあいステージ~ ステージが埋もれるほど増水したようです.
~水没の爪痕~ 看板の下半分まで水没(上左) ケキツネノボタンも泥をかぶっている(上右)
~倒れたしらかしの池のアシ~ 水の勢いで倒れています
~アヤメも水没~ 花には泥で埋まった痕が・・・(上) 倒れた株もありました(下)
園路は作業員さんが清掃をしてくれていますが、まだ土砂や草などが堆積しているところもあります。
水で濡れた地面に、ツマグロヒョウモンが舞い降りて吸水をしていました。
チョウのこのような行動は、体温調節のためとも、地面の栄養分を補給しているためとも言われています。
暑い時期に濡れた地面でよく見られる行動です。
その直後には、ハルジオンの花から吸蜜もしていました。
今日の穏やかな水辺を見た方は、しらかしの池が調節池で、水没するほど増水する場所だと知らない方がほとんどではないでしょうか。
とても危うい自然だというのが、泉の森の水辺の現状です。
今年は台風が多いのか、少ないのか・・・水辺の生き物にとってはかなり重要な問題になってきますね。