7月になりました。気温も湿度も高く、過ごし辛い日が続いています。
泉の森もムシムシ・・・地面からはキノコがひょっこり顔をのぞかせたりしています。
森の中では、この時期らしい花が咲き始めました。
白くて背の高い花は、ヤブミョウガです。
薬味に使うミョウガの葉に似ていますが、全く別の仲間です。
丸っこい蕾が開くと、可愛らしい花が咲いていました。
ヤブミョウガはこれから9月くらいまで花を楽しめます。
花の後に出来る藍色の実もとても可愛いですよ。
~花(左)をアップで撮ってみました。蕾も面白い形です(右)~
夏を飛び越えて、秋と名のつく植物も咲いていました。
アキノタムラソウは、青紫色が涼しげな花です。この時期に咲き始め、秋まで花を楽しめます。
ビタミンカラーのキツリフネも、今年はあちこちで群生しています。
~シソ科のアキノタムラソウ(左) と キツリフネ(右) の花~
昆虫の姿も増えてきました。
日曜日は、5月~6月に林内各地を賑わせていた!?マイマイガのお母さんが産卵していました。
チョウのようにキレイな「ガ」のホタルガと、
ガに間違えられるけれど「チョウ」のヒメウラナミジャノメもよく見かけます。
~黒いマントの女王様のような「ホタルガ」(左)と、目玉模様が特徴の「ヒメウラナミジャノメ」(右)~
週末は一気に気温が上がるそうです。
泉の森に散策の際は、飲み物と帽子など各自暑さ対策をしっかりしてお越しください。
ハチも増えてきています。
香水や甘い飲み物、飴などの匂いにもハチが集まりますのでお気を付け下さい。