10月3日(土)に、プロナチュラリストの観察会「たまちゃんの生きもの“感”察隊」を開催しました。
今回講師を務めてくださるのはクモの専門家でもあり「たまちゃん」の愛称で親しまれている久保田克哉さん。
少し汗ばむくらいの秋晴れのもと、昆虫やクモなどを楽しく観察しました。
~最初は室内でクモなどについての簡単な説明を聞きます。
続いて観察センター前に移動して“感”察隊の出発です。~
~センターの周りを歩いただけで、すぐに生き物が見つかりました。
指し棒やレーザーポインターを使った久保田さんの説明はとても分かりやすくて好評です。
「あ! あそこにバッタがいる!」と、
子どもたちのほうが生き物を早く見つける場面も。
~目の下に涙を流したような黒い模様があるツチイナゴ(幼虫)、
大きな獲物を捕らえたナガコガネグモのメス、
さらにナガコガネグモの卵のう(卵の入った袋)など、
たくさんの生き物が見られました。 ~
~ジョロウグモは巣ごと捕まえて、間近で観察しました。
参加者の方々もクモや昆虫について積極的に質問します。~
~センター前の広場では、みんなで円になり、
その円を徐々に小さくする「追い込み猟」をしました。
追われた虫たちが中央の紙の上に集まります。 ~
~2時間の観察会のまとめは再び室内で。
外来のセアカゴケグモやハイイロゴケグモなど、
危険なクモについても教えていただきました。~
いかがでしたか? 楽しそうな観察会でしょう?
自然観察センターではプロナチュラリストの方を招いての観察会を年3回開催しています。
来年2月6日(土)には「モリゾー・キッコロ森へ行こうよ!」でお馴染みの
佐々木洋さんが講師を務めてくださる観察会が行われます。
皆さん、奮ってご応募ください(受付開始は1/6です)。