5月の連休が終わりましたが、今日も泉の森は沢山の人で賑わっています。
遊びの小川で水遊びをする子どもたちの頭上には、ハリエンジュが良い香りを漂わせて咲きはじめました。
~ハリエンジュ~ (針槐) 別名:ニセアカシア
白い総状花序を葉の脇から垂らしています。房状の花の集まりは可愛らしいですね。
北米原産のハリエンジュはマメ科の落葉高木です。
砂防林や薪炭材として日本に導入されましたが、今ではあちこちで野生化し、生態系を乱すとして要注意外来生物に指定されています。
蜜がたっぷりあるので、ハチ達がひっきりなしに訪れ蜜を集めます。蜜源植物で上質な蜂蜜が採れますが、大変に増えやすい植物のため、泉の森では伐採して減らす管理をしています。
同じマメ科で、つる性の樹木も咲いていました。ジャケツイバラです。
周囲の木に絡んで、空高くに黄色い花を咲かせていました。
~ジャケツイバラ~ (蛇結茨) つる性の落葉樹.
いつも花の時期を見逃していたので、今年はやっと満開の状態を見ることができました。
こちらにもハナバチや大型のアゲハチョウが続々とやって来ていました。
丸っこい羽状複葉は優しい印象ですが、枝にはかなり鋭いとげがついています。
名前は、茎の絡む様子が蛇がとぐろを巻いた形に似ているから、とのことです。 なるほど、と思いますね。
センター前のカントウタンポポが、綿毛になりました。
カントウタンポポが咲くのは、春だけです。また来年、可愛い花を見せてくれるといいですね。