すっかり秋の気候になって快適な泉の森です。
朝は薄曇りでしたが、お昼になると青空が広がってきました。
お昼前にお客さんが、「ヘビの抜け殻があるよ!」と教えに来てくれました。
一緒に見に行くと、水車小屋の石垣に、立派なヘビの抜け殻(脱皮殻)が!!
頭から尾の先まで、きれいに抜けています。
せっかくなので、ボロボロになる前に回収してきました^^♪
~伸ばしてみたら、180センチくらいありました~ アオダイショウとしては中くらい?
この殻の持ち主は「アオダイショウ」でした。
全長は2m以上になり、日本のヘビでは一番大きなヘビです。
少し自然のある場所なら、街中の緑地や住宅地などでも見かけるヘビです。
毒はなく大人しいヘビなので、見つけても恐れることはありません。
それより自然の生きものにとって人間ほど恐ろしいものはないので、大抵はヘビの方から逃げていきますが。。
←「お顔」脱皮はここから始まります
~眼まで薄い膜がありますよ. 大きな口ですね~
鱗の数分かりますか?
~腹板という鱗(うろこ)の数に注目!~
1つの方が体側(胴部)、2つの方がお尻側(尾部)です
その分かれ目にある「総排泄孔」というお尻の穴のような所で、胴体と尾が分かれます
顔から尾の先端まで、1つの傷もなく、きれいに抜けていました。
とても状態が良かったので、館内の展示に使えれば、と思います。
※泉の森の動植物は、捕まえたり持ち帰ることはできません。
ヘビを見つけると、すぐ殺す方がいますが、多くのヘビは毒もありませんし無害です。
ヘビがいるということは、自然が豊かな証拠です。
みんな繋がっている命、大切にしましょう。