第64回「筝のしらべとともにお話の世界へ」を開催しました。
市民団体ひとりぷらす会の演奏会で、今回は筝の独奏と弾き語りを披露していただきました。
最初に弾き語ったのは、現在民家園で展示中の「ヨーカゾーの目籠飾り」に関連した内容の絵本である、大和の民話・伝説シリーズの第四巻『一つ目小僧とセーノカミ』。
人々に災いをもたらす妖怪・一つ目小僧と、セーノカミ(サイノカミ、道祖神などとも呼ばれます)にまつわる伝承を、筝の音色で情景や効果音を表現しながら語り聴かせてくださいました。
そのほか、「黒田節」や「越天楽」の演奏、先ほどの絵本と同シリーズの第三巻『浅間神社と義経の財宝』の弾き語りなどが行われました。
和やかな雰囲気で演奏会は進行し、大和市の文化に触れながら筝の音色を楽しむひと時となりました。
次回の「筝のしらべとともにお話の世界へ」は、令和6年3月2日(土)に開催予定です。
桜の季節の演奏会を、どうぞお楽しみに!