先日旧北島家にて、人形浄瑠璃の上演を行いました。
市内外で活動されている「江戸人形浄瑠璃保存会」の皆様によって披露されたのは、おめでたい場で上演される「寿式三番叟(ことぶきしきさんばそう)」と、生き別れた母を想う娘・娘を守るために身分を明かせない母の激情を描いた「傾城阿波の鳴門 巡礼歌の段(けいせいあわのなると じゅんれいうたのだん)」です。
↑「寿式三番叟」
「傾城阿波の鳴門 巡礼歌の段」の前には、人形の仕組みと、演目のあらすじの解説が行われました。
初めて人形浄瑠璃を観る人でも、伝統的な演目を楽しめたのではないでしょうか。↑人形は全て手作りなのだそう。
↑「傾城阿波の鳴門 巡礼歌の段」
見せ場である手拭を引っ張り合う場面では、躍動感溢れる芝居を堪能することができました。
次回の人形浄瑠璃の上演は、2024年3月3日(日)開催予定の「民家園の春まつり」内で行います。生き生きとした人形の芝居を、楽しみにお待ちください。