カイコの生態と飼育方法について学ぶ体験教室「カイコを知ろう」を開催しました。
昨年に引き続き、自然観察センター・しらかしのいえで講義を受けてから、郷土民家園に移動し、カイコの餌である桑の葉摘みを体験しました。
講師を務めたのは、横浜のシルク博物館元館長である坂本堅五先生です。
講義ではカイコの生態を収めた映画を観たあと、先生からカイコの起源や詳しい飼い方についてのお話を聞きました。
先生の持参した繭などを実際に触る時間も設けられました。
郷土民家園に移動したあとは、裏門近くの桑畑で桑の葉摘みの体験です。
途中、カイコの祖先であるクワコや、桑の木にとっては害虫にあたるカミキリムシも見つかりました。↑小さなクワコが桑の葉を食べていました。
参加者の皆様には、約10匹ずつカイコを配布しました。講義で学んだことと採取した桑の葉で、大きく育ってくれたら嬉しいです。
現在郷土民家園内の旧北島家では、配布したカイコの仲間を展示しております。教室に参加できなかったという方も、ぜひ成長の様子を見にお越しください。