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大和市を代表する江戸時代建築の古民家 郷土民家園 きょうどみんかえん

〒242-0029 神奈川県大和市上草柳629番地1 泉の森内アクセスマップ
Tel:046-260-5790  (9:00~16:00)
お問い合せはこちらから

【展示終了】7/15(土)~カイコの飼育展示【郷土民家園】

かつて大和市では養蚕が盛んで、農家の人たちは主屋や蚕室(養蚕専用の建物)でカイコを飼育し、繭(まゆ)を作らせて出荷していました。当園の旧北島家も養蚕農家で、カイコを飼育するための屋根裏部屋が設けられています。
期間中は、その旧北島家の土間でカイコを飼育します。カイコが餌を食べたり、糸を吐いて繭を作ったりする様子をぜひ観察しに来てください。
カイコの成長の様子は、こちらのページでも随時お伝えする予定です。

日程
2023年7月15日(土)~8月13日(日) 展示期間を延長します(8月25日(金)まで)。
※カイコの成長速度によって、展示終了の日時が前後する場合がございます。
※期間中、殺虫剤や虫よけスプレーは、カイコが弱ってしまうため使用できません。ご了承ください。


【8月25日】
本日でカイコの展示を終了いたします。
オス・メス共に成虫が羽化したため、交尾・産卵の様子を観察することができました。
産まれた直後の卵は黄色ですが、3日ほど経つと黒く変色しました。
この場合は休眠卵と呼ばれ、冬を越してから孵化します。
産まれた直後の卵↓産まれて3日後の卵↓

【8月13日】
カイコの繭はほとんど回収しましたが、成虫も観察できるよう、8個を残して展示していました。
現在、1匹の成虫が羽化しています。
翅はあっても飛ぶことはできません。食事もせず、短い生涯を全うします。
薄茶色の染みは、羽化したときに出した蛾尿(がにょう)です。
カイコが羽化した後の繭には、このように穴が開きます。
穴が開いたり、蛾尿で汚れた繭は売り物にならず、大和市域では「シイナマユ」などと呼ばれていました。
シイナマユは、自分の家族が着る着物を織るのに使ったそうです。

【8月5日】
ほとんどのカイコが繭になりました。カイコは繭の中で脱皮してさなぎになり、約12日ほどで成虫として外に出てきます。
こちらは、繭を作っている途中のカイコの様子です。口から糸を吐いて、少しずつ楕円形の繭を作っているのが分かります。

【8月1日】
カイコはすっかり大きくなり、繭を作り始めています。当園では、マブシ(繭を作るための部屋となる道具)を用意して繭作りを見守ります。
これから繭を作り始めるカイコが大半ですが、もう繭になっているカイコも。

【7月26日】
現在のカイコの体長は約5~7㎝。4齢から5齢の大きさです。餌である桑の葉が乾燥しないよう被せているビニール越しにも、はっきりと分かるほどの大きさになりました。
4回脱皮を繰り返して5齢になったカイコは、1週間ほどで繭を作り始めます。その頃には、体長は生まれたときの約25倍、重さは約1万倍にまで成長するんですよ。

【7月22日】
色が白っぽくなり、体長は3~5㎝ほどに成長しています。3齢から4齢ぐらいの大きさですね。
カイコが桑の葉を食べるときの、雨が降るようなパリパリという音も聞こえるようになりました。

【7月15日】
展示を控えたカイコの幼虫です。体長は1㎝ほど。まだまだ小さいですが、餌である桑の葉をもりもり食べています。
※展示内容は予告なく変更となる場合がございます。

お問い合わせ
郷土民家園
〒242-0029
神奈川県大和市上草柳629番地1
電話 046-260-5790

郷土民家園
住所 〒242-0029
神奈川県大和市上草柳629番地1 泉の森内
電話番号 Tel:046-260-5790  (9:00~16:00)
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