香り文化と東福門院和子
徳川2代将軍秀忠とお江の娘で、1620年 後水尾天皇(ごみずのおてんのう)に嫁いだ東福門院和子(とうふくもんいんまさこ)。
入内(じゅだい~内裏に入ること)の際、二条城から御所までの盛大な行列の様子は、『東福門院入内図屏風(とうふくもんいんじゅだいずびょうぶ)/徳川美術館所蔵』に描かれ、その豪華さ、華やかさが伝わります。
17世紀の初め、これまでの戦乱の時代が終わり、泰平の時代が訪れました。
寛永年間(1624~44)を中心とした江戸初期の文化を「寛永文化」といい、公家、武家、町衆の垣根を越えて共有され、醸成された美意識から「雅」な世界が出現しました。
東福門院和子は、寛永文化の担い手の一人であり、今も続く日本の文化の数々と深い関わりがあります。
コロナ禍により3年振りの開催となった今回は、東福門院和子と香りの文化について学びます。
後半は、香り袋作りで正倉院の香りを再現してみましょう。
盛りだくさんの内容で、皆さまのご来庵をお待ちしております。
日時
5月19日(木) 10:00~12:00 全1回
場所
慈緑庵(多胡記念公園内)
対象(定員)
高校生以上(12人)
参加料
各1,800円
講師
柳 健一氏(香薫企画・御家流)
お申し込み開始日
4月19日(火) 9:00~
お申し込み方法
慈緑庵窓口または電話にて受付(先着順)
持ち物
筆記用具
主催 公益財団法人大和市スポーツ・よか・みどり財団
お問い合わせ
慈緑庵(多胡記念公園内)
〒242-0007 神奈川県大和市中央林間5-17-3
電話 046-276-5808(月曜定休日)