泉の森について

自然観察センター・しらかしのいえ

自然観察センター・しらかしのいえは、自然をメインテーマとし、泉の森を中心に大和の自然を守り育てて行くための、様々な活動の拠点となる施設です。ここでは、植物や昆虫や野鳥といった身近な生き物や、それらを取り巻く環境を観察したり、今ある自然と人間との関わり合いを学んだり、自然をテーマにした活動を行っています。
しらかしのいえでは、「泉の森」で自然に親しむ行事が行われています。また、行事の企画や開催の手伝いをするボランティアを常時募集しています。
>>自然観察センター・しらかしのいえの詳細はこちら

郷土民家園

郷土民家園には江戸時代から近年まで残されていた大和市域を代表する民家が移築復元されています。この民家は市の指定重要有形文化財となっています。18世紀前半に建てられた旧小川家と19世紀中ごろに建てられた旧北島家の2つの民家が保存されています。これらの民家は、それぞれの建築された時代の人々の生活様式や文化などの特徴を色濃く残しており、その違いを見比べることができます。
季節に応じて昔の人々の生活を体験できる行事や展示が催されています。
>>郷土民家園の詳細はこちら

ふれあいキャンプ場  

この施設は青少年健全育成を目的として設置されたものです。泉の森の南西エリアに位置し、クヌギ・コナラ、スギ・ヒノキなどの樹林に囲まれた環境にあります。みどりの中でかまどに火をおこし、はんごうでごはんを炊いたり、バーベキューをすることができます。鍋や包丁、鉄板など炊事やバーベキューに必要な器具を無料で貸し出ししています。
キャンプ場のご利用は完全予約制です。宿泊はご遠慮いただいております。
>>ふれあいキャンプ場の詳細はこちら

泉の森売店

泉の森売店はログハウス調の店構えで、ジュースやお菓子、ソフトクリームなどが販売されています。泉の森のほぼ中心部、アクセスしやすい位置にあります。
ベンチやテーブルなども設置してありますので憩いの場や散策の途中での休憩の場としてぜひご利用ください。

大和水源地

大和水源地には大池と小池と呼ばれる2つの池があり、池の底から水が湧き出ています。水源地の周囲の樹林は水源涵養林として保護されています。
水源から湧き出た水は全長21.3kmの引地川となって相模湾まで流れていきます。
湧き水は平成4年まで西鶴間地区の家庭約1,900戸の生活飲料水として利用されていました。現在では酒匂川水系など他の水源で十分に水を確保できるようになったため、渇水時の非常用として利用されることとなっています。いつでも生活飲料水として利用できるように水質を守るために水源地の周囲は金網柵で囲われ、立入りが禁じられています。

遊びの小川

大和水源地からの水が流れ込む遊びの小川は親水空間となっています。水遊びやザリガニつりを楽しむ子ども達でにぎわいます。

水車小屋

遊びの小川横にある水車小屋は平成元年から平成2年にかけて造られました。
湿生植物園の園路から見上げる水車小屋は季節や天気によってその表情を変え、とても趣深い印象を与えます。

緑のかけ橋

緑のかけ橋は全長53m、幅2mの木製斜張橋です。材料には米マツの集成材が用いられ、平成3年に完成しました。湿生植物園の上をまたぐように東西にかけられており、橋の上からは園内を一望することができます。
緑のかけ橋は、平成4年度建設省主催の「手づくり郷土賞」を受賞しました。さらに平成5年度にはアメリカ木造協会木橋部会による「木造橋賞歩道橋部門」において第1位を受賞しました。

湿生植物園

緑のかけ橋から北側は、湿地に生育する植物の観察地となっています。元来この場所は地下水位が高く、現在でも地面から湧水がにじみ出しており、タコノアシやハンゲショウなどの植物が自生しています。タコノアシは日本の準絶滅危惧種に分類されている希少な植物です。
緑のかけ橋から南のエリアは観賞用にハナショウブやアヤメが植栽されており、5~6月に紫色の美しい花を咲かせます。

しらかしの池

泉の森の湿生植物園としらかしの池は、調整池としての機能を果たしています。調整池とは台風などの集中豪雨の際に、川の氾濫を防ぐために一時的に雨水を貯水するための池です。調整池は引地川の水害対策の一環として昭和56年に設置されました。その後、湧水を利用した親水空間や自然観察の場所として多目的に利用できるよう、昭和62年から平成2年にかけて整備事業が行われました。
池にはたくさんの生き物が生息しています。カワセミ、カワウ、コサギ、バン、ホシハジロなどが池を訪れます。
アブラハヤ、モツゴ、ヨシノボリなどの魚類が生息しているほか、ウシガエル、ミシシッピアカミミガメなどの外来種の生息も確認されており、在来種への影響が懸念されています。

しらかし林

大和市は、夏は暑くて雨が多く、冬は寒くて雨の少ない太平洋側の気候です。気候から植物の分布をたどるとカシ類を中心とした常緑広葉樹林帯に属します。
これは自然な状態ではカシの木が生育することを意味します。
かつては大和市を含む関東地方内陸部にはシラカシを中心とした樹林が広がっていたとされています。しかし、現在では樹林の多くがスギなどの植林地やクヌギ・コナラなどの二次林におきかわってしまいました。
大和市の樹林はその多くが植林地や二次林ですが、しらかしの池の西側には面積1,588㎡ほどのしらかし林が広がっています。このしらかし林は相模野台地の景観を今に残す貴重なものとして昭和42年7月21日に神奈川県の天然記念物に指定されました。

くぬぎの森

クヌギやコナラを主体とした雑木林が広がっています。春には新緑、夏にはカブトムシ、秋にはどんぐりや紅葉が見られます。くぬぎの森では雑木林を維持管理するために萌芽更新の作業が行われています。伐採したクヌギやコナラの木はシイタケのほだ木や薪炭材などに利用されます。伐採後の植生の変化や萌芽の成長についての調査が行われています。

山野草園

山野草園は山野草の見本園として、カタクリ、エビネ、フクジュソウ、フシグロセンノウ、ミスミソウ、ヤマブキソウなどの山野草を植栽しています。
ほかにもキツリフネ、キツネノカミソリなどの自生種が群生しています。
たくさんの人が春に山野草の花が咲くのを楽しみにしています。心無い一部の人に持ち帰られてしまうことは残念なことです。山野草は雑木林の林床などに生育する植物ですので家庭の庭は生育に適していません。雑木林の中で咲くから山野草の花は美しいのです。

野外教室広場

野外教室広場には木製の舞台とベンチがあり、まさに森の中の小さな教室のような雰囲気です。野外観察などの際に自由に使用することができます。
その横には、多目的に利用できる直径5mの大きな木製の円卓が2つあります。こもれびの下で寝そべったり、休憩や体操などに利用されています。

泉の森園名石

泉の森の北の入り口には「泉の森」と刻まれた大きな園名石があります。
「泉の森」の文字は故長州一二神奈川県知事の直筆によるものです。重さは約17㌧、高さ2.4m、幅2.4m、奥行き1.5mの大きな御影石です。
全国で「大和」と名のつく12の市町村で構成されている「まほろば連邦」(現在は解散しています)の茨城県大和村から寄贈されました。

森のはらっぱ

森のはらっぱは泉の森の最北端に位置します。ここはカントウタンポポの群生地となっており、4~5月ごろ、黄色い花が見ごろを迎えます。はらっぱをぐるりと一周できるようになっており、その園路をとり囲むようにヒノキの木が立ち並んでいます。林と草原が一体となっており、クツワムシなどの林縁性の昆虫が生息しています。

このページのトップへ