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豊かな自然が広がる引地川源流の森 泉の森 いずみのもり

〒242-0029 神奈川県大和市上草柳1728番地アクセスマップ
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2018/6/30(土)泉の森自然情報~カイツブリの雛誕生~【自然観察センター】

しらかしの池でよく繁殖する水鳥といえばカイツブリとバンです。
おととしはどちらも繁殖しましたが、去年はどちらも繁殖しませんでした。
今年はカイツブリが繁殖中で、雛(ひな)が誕生しています。

実はこのカイツブリのカップルは4月下旬と5月中旬にも営巣していました。
しかしどちらも大雨による増水で巣が流され、繁殖に失敗していたのです。
今回の営巣は5月30日から。
三度目の正直となるか、二度あることは三度あるで終わるのか、見守っていたのです。
そして今回は無事に雛が孵りました。

それでは今回の営巣・繁殖の様子を順を追って紹介しましょう。

5月30日(水)
▲巣を作る場所を決めて巣材を運ぶ
この日から巣を作り始めたようです。


▲巣の上で交尾
しかし巣はまだ薄く、親鳥が座ると腹が水に浸かってしまうほどでした。

5月31日(木)
▲厚みを増した巣
翌日になると巣も厚くなり、親鳥の腹が水に浸かることもなくなりました。

6月5日(火)
▲抱卵開始
この日から卵を温め始めたようです。
巣もかなり厚くなりましたね。

6月6日(水)
▲2卵確認
抱卵を開始したと思われる日の翌日、卵は2つありました。

6月8日(金)
▲3卵確認
2日後、卵は3つに。

6月10日(日)
▲4卵確認
さらに2日後、卵は4つになりました。分かるでしょうか?

6月14日(木)
▲ケラを捕らえた親鳥
卵は4つから増えず、抱卵が続きます。
そんな中、親鳥がケラを捕まえていました。

6月26日(火)
▲朝は4卵のまま
カイツブリの抱卵期間は約3週間。
そろそろ孵化(ふか)かと思いましたが、この日の朝は4卵のままでした。

▲午前中に1卵孵化
11時前、雛が孵(かえ)ったという知らせを受けて見に行きました。
確かに1羽孵化していました。めでたしめでたし。

▲親鳥の背に乗ろうとする雛
雛は生まれたばかりでも親鳥の背中に乗ったり、餌をもらったりしていました。
カイツブリの雛ってたくましいですね。

6月27日(水)
▲2羽目が孵化
1羽目が孵った翌日の朝、雛が1羽と卵3つに見えますが……。
この数分後、卵の殻を捨てる親鳥の姿が目撃されました。
この写真もよく見れば、中央の卵から雛が顔を出しているところではありませんか!
撮っている時は気づきませんでしたが、孵化途中だったのですね。
では昨日孵った雛はどこに?

▲卵殻を捨てる親鳥
卵の殻を巣の外へ捨てようとする親鳥の背中が膨らんでいます。
きっと昨日の雛はここに潜っているのでしょう。

▲昼に2羽の雛を確認
朝は2羽の雛の姿を見ることはできませんでしたが、昼に見られました。

6月28日(木)
▲2羽の雛と2つの卵
翌日の朝早く、雛は2羽のままでした。

しかし朝8時ころに3羽目が孵ったということです。
そして事件は9時半ころに起きました。
アオダイショウがこの巣を襲ったというのです。
親は3羽の雛を乗せて間一髪巣を離れたとのことですが、残りの1卵は食べられてしまいました。
カイツブリに思い入れがあるので可哀想だと思いますが、ヘビも生きるためには食べねばなりません。
まさに弱肉強食ですね。

▲昼にエサを運ぶ親鳥
昼休みに見に行ってみると、もう親も雛も巣には寄りつきません。
みんな水の上でした。よっぽど怖かったのでしょうね。
そしてオスと思われる親鳥がヨシノボリかドンコの稚魚をくわえて雛のもとへ。

▲雛にエサを与える親鳥
雛は親鳥の背を離れてエサをもらっています。
雛は孵化当日でも泳ぐことができました。

▲今度のエサはアメンボ
親鳥が次に捕まえてきたのはアメンボでした。
いろんなものをエサにするんですね。

▲親の背中であくびする雛
雛はエサをもらう時以外は親鳥の背中に乗っています。
しかし翼の下に隠れることが多いので、乗っているのに見えないことも。

▲両親と2羽の雛
しかしこの日、私は雛を3羽同時に見ることができませんでした。
3羽目はいったいどこに?
まさか何かの餌食になってしまったのでは……。

6月30日(土)
▲親の背に乗る3羽の雛
2日後の今日の朝(私は6/29は非番でした)、ようやく3羽の雛を見ることができました。
ちゃんと3羽いたのですね。ホッとしました。

▲雛にケラを与える親鳥
そして今日もケラがエサになっていました。
ケラってけっこういるものなんですね。

▲親から離れた3羽の雛
昼に見に行くと、最初は雛を背に乗せていた親鳥ですが、途中から雛を置き去りにしてエサ探しをするようになりました。
3羽の雛は1か所にかたまって不安そうな顔をしているように見えてしまいます。
生まれたばかりの小さな雛はコイに飲まれることがあるという話ですから心配でなりません。
とりあえずこの時は無事でしたが、カラスも狙っていることでしょう。
小さな雛には危険がたくさんです。

私は基本的に朝早くと昼にしかカイツブリの観察をしていません。
ですから貴重なシーンをかなり見逃しています。
ヘビが巣を襲うところは特に見たかったですね。

さて、今回のご報告はここまで。
機会があれば続きをご報告しましょう。

 

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