去年もご紹介したのですが、今年も第1駐車場のセンダンの木にヒヨドリが集まっています。
第1駐車場というのは、自然観察センターの裏(西側)の駐車場のことです。
彼らのお目当ては熟したセンダンの実(果実)です。
去年は年が明けてすぐ集まりだしたのですが、今年は去年より2週間以上遅かったのです。
おそらく実が熟すのが去年よりも遅かったということなのでしょうね。
▲実を取ろうとしているヒヨドリ
いろんな姿勢で実を取ります。
かなり大きいのですが、丸飲みです。
▲実を飲み込むヒヨドリ
のどを詰まらせやしないかと心配になりますよね。
▲実をくわえて飛ぶ
取った実をその場で食べるものもいれば、どこかに運んで食べるものもいます。
▲飛びながら実をキャッチ!
枝から届かない実は飛びながら取ります。
ヒヨドリはホバリングが得意なんですよ。
でも、取った実をすべて食べるわけではありません。
気に入らないと、ポイッと捨てることもあります。
もちろん誤って落としてしまうこともあるでしょう。
ですからセンダンの木の下は……
▲大量に落ちているセンダンの実
彼らが落とした実でいっぱいです。
実だけでなく糞も落とすので、それを知っている人はセンダンの下に駐車しません。
でも、中には食べられる実があるんじゃないのかなぁ、と思っていました。
すると……
▲落ちた実を拾うヒヨドリ
私が見たのは去年と今年を合わせてこの1回だけですが、落ちた実を食べることもあるようです。
センダンに来るのは圧倒的にヒヨドリが多いのですが、時どきムクドリも来ます。
▲ムクドリ(ムクドリ科)
彼らも丸飲みです。
センダンの実はかなり食べられ、少なくなってきました。
彼らの食事シーンが見られるのもあとわずかでしょう。