泉の森には、水源地と森のはらっぱの間にウバユリ群生地があります。
そこのウバユリが咲き始めました。
▲ウバユリ(ユリ科)
花は緑色がかった白です。
花びら(正確には花弁3枚とがく弁3枚)の先の紫色の斑点の多さは株によって違うようです。
ひとつ上の写真の花は色が濃い感じですね。
ウバユリは花が盛りのころ葉がなくなります。
葉がないことを歯がないことに例え、姥(うば)のようなユリというのが名前の由来なんですよ。
でもこの写真のように葉が残っていることもあります。
葉がないほうがウバユリらしいのですが、やっぱり葉があったほうが見映えはいいですね。
まだ咲いていない株も多いので、群落らしい写真は撮れませんでした(7/28撮影)。
何日かすれば群落らしい写真も撮れるようになるのではないでしょうか。
他にもギボウシの仲間が咲いているので紹介しましょう。
▲コバギボウシ(キジカクシ科)
▲オオバギボウシ(キジカクシ科)
ギボウシは以前はウバユリと同じユリ科でしたが、今はキジカクシ科です。
コバギボウシは湿生植物園の北のまむし池のところにまとまって生えています。
オオバギボウシは自然観察センターの横(南側)の車道脇にあります。
どちらも茎が高く伸びて花が咲くので目立ちますよね。
ウバユリともども、今の時期のオススメの花です。
※泉の森は動植物の採集・採取禁止です。
※園路から外れることも禁止です。撮影は園路からお願いします。
三脚を使う場合は他の方の迷惑にならないようにしましょう。