先日、梅雨が明けましたね。
これからが夏本番です。
さて、林の中ではヤマユリが見ごろを迎えています。
▲ヤマユリ(ユリ科)
ひとつの茎にたくさんの花をつけ、見事ですね。
なかなか近くで見られるところがないのが残念です。
これは山野草園の北東、民家との境の車道脇に咲いていました。
その近くにはこんな花も。
▲カリガネソウ(シソ科)
「かりがね」というのは、昔、渡り鳥のガンの仲間をさした言葉です
(現在、カリガネという和名をもつガンもいますが)。
花の形がガンに似ているからついた名前ですが、そう見えるでしょうか。
ふつう雄しべは上につくのですが、ひっくり返ったものがありましたので撮ってみました。
おもしろいですね。
山野草園には朱色の大きな花が咲いています。
▲フシグロセンノウ(ナデシコ科)
フシグロセンノウは山地の植物なのですが、泉の森にもいくつか生えています。
フシグロというのは、茎の節が黒っぽいことからきた名前ですが、ちょっと遠くて見えませんね。
ウバユリも早いものは咲き始めていますが、まだほとんどがつぼみです。
ある程度咲いてきたら改めてお知らせしましょう。
※泉の森は動植物の採集・採取禁止です。
※園路から外れることも禁止です。撮影は園路からお願いします。
(これらの写真も園路から望遠レンズで撮影し、さらにトリミングしています)
三脚を使う場合は他の方の迷惑にならないようにしましょう。