おととい(1/8)のことなのですが、
クヌギの幹にいるキボシカミキリの成虫を見ました。
▲キボシカミキリ♀
カミキリムシの幼虫は枯れ木の中などで材を食べ進みます。
種類によっては秋までに羽化した成虫がそのまま木の中で冬を越して
翌春~翌夏に木から出てくるのですが、
キボシカミキリは卵や幼虫で越冬するということなので、
夏~秋に羽化した成虫が今まで生きていたということなのでしょう。
冬にカミキリムシの成虫が活動しているというのはとても珍しいことです。
暖冬のせいなのでしょうね。
この時期にカミキリムシの成虫を見かけることはありますが、
たいていはこんな姿なんですよね…。
▲菌に寄生されて死んだナガゴマフカミキリ
左の写真はキボシカミキリを見たのと同じ1/8に撮ったものですが、
右の写真は2か月近く前の11/18に撮ったものです。
11月には触角がありましたが、1月は取れてなくなっていました。
姿勢が変わって見えるのは撮影角度の違いによるもので、
動いたわけではありません。