少し前のことですが、ボランティアさんが園内でアシナガバチの巣を見つけて教えてくれました。
確認しに行ったところ、人の通り道を覆うミズキにキボシアシナガバチの巣がありました。
大人が手を伸ばせば届きそうな高さの木の枝先でしたので処理が必要です。
巣があまり大きくならないうちにということで、昨日回収してきました。
▲キボシアシナガバチ(スズメバチ科)の巣
キボシアシナガバチは今まで当館で展示してきたキアシナガバチやセグロアシナガバチと比べると小型のアシナガバチです。
幼虫が蛹(さなぎ)になるときに作る繭(まゆ)の色が黄色いのが特徴です。
▲キボシアシナガバチ
働きバチの体長は13~14mm。
目立つ模様がないのが特徴と言えるでしょうか……。
▲巣に群がる成虫
成虫は15匹捕まえてきました。
女王バチらしきものもいます。
しらかしのいえにお越しの際はぜひご覧ください。