ここ数日は3月とは思えない暖かさですね。
春の花たちもいろいろ咲き始めましたので、いくつか紹介しましょう。
まずは自然観察センターの周りと水辺から。
▲ネコヤナギ(ヤナギ科)
自然観察センターの庭にあるネコヤナギです。
花がネコの尾のようだということでついた名前ですが、ネコの尾というよりは毛虫?
▲ウグイスカグラ(スイカズラ科)
ピンクの小さな花を下向きにつけるウグイスカグラ。
この写真はセンターの庭で撮りましたが、園内にたくさんあります。
▲コブシ(モクレン科)
緑のかけ橋の脇にあるコブシ。
まだ部分的にしか咲いていませんので、見ごろは少し先になりそうです。
▲サンシュユ(ミズキ科)
2/28に紹介した時はつぼみだったサンシュユも満開になっています。
▲キブシ(キブシ科)
たくさんの花をぶら下げるキブシも咲き始めました。
これは水車小屋横の木です。
続いて森の中にまいりましょう。
▲ミスミソウ(キンポウゲ科)
先日ツイッターでも紹介したミスミソウ。
▲ミスミソウの花はいろいろな色があります
▲ミスミソウの花弁(花びら)のように見えるのは、実はがく片で、枚数は6~10枚といろいろ
▲カタクリ(ユリ科)
カタクリも咲き始めました。
これは花弁がちょっと開き(そり返り)すぎですね。
もう少し閉じている方が写真写りがいいと思います。
▲イカリソウ(メギ科)
咲いているイカリソウはまだこの1株しか見つけていません。
咲き乱れるのはもう少し先ですね。
▲ジロボウエンゴサク(ケシ科)
ジロボウエンゴサクも日当たりのいいところではフライングで咲いています。
でも草丈が低くて見つけたり撮ったりするのは大変です。
▲コスミレ(スミレ科)
他のスミレに先駆けて咲くコスミレ。
先日の大雨で葉が泥だらけでしたので、少し落としてから撮りました。
▲フキ(キク科)
フキの花であるフキノトウ。
植えられているところで見るのは簡単ですが、そうでないとなかなか見つかりません。
ようやく見つけたこのフキノトウも泥だらけでした。
▲モミジイチゴ(バラ科)
森の中ではモミジイチゴも咲いていました。
次は花ではありませんが……
▲スギナ(トクサ科)
湿生植物園にたくさんのツクシが生えていました。
スギナの胞子茎であるツクシはスギナにとって花のようなもの?
ということで無理やり載せてしまいました。
最後は花には違いありませんが……
▲ショカッサイ(アブラナ科)
ハナダイコンやオオアラセイトウなど、たくさんの別名をもつショカッサイ。
紫色の花は綺麗ですが、外来種ですので泉の森では駆除の対象です。
皆さんも泉の森で花を眺め、春の1日を楽しく過ごしてみてはいかがでしょうか。
※泉の森は生き物の採集・採取が禁止されています。
草花を摘んだり盗掘することは絶対におやめください。