4月24日(土)に、「古民家屋根葺き替えデー」と題して、茅葺き屋根の葺き替え中の旧小川家の見学会を開催しました。
葺き替え前の旧小川家
当日は旧小川家の前に、2月から始まった葺き替え作業の写真を掲示して、屋根職人の方と直接お話しできる時間を設けました。
屋根職人さんへの質問コーナーでは、葺き替えは何年ごとに行うのかや、大雨にも耐えられるのかといった質問があり、職人さんが丁寧に答えてくださいました。
また、作業に使用する、葺いた茅を屋根に叩き込む「コテ」、茅を刈りそろえて屋根の形を整える「ヌキバサミ」や「ヒラバサミ」など、複数の道具についてもお話ししていただきました。
めったに聞くことのできない茅葺き作業のお話はいかがだったでしょうか。
これを機会に、多くの方に大和の文化財に関心をもっていただけたら幸いです。