おとといの日曜日(8/19)、郷土民家園でキイロスズメバチの巣が見つかりました。
▲郷土民家園の旧北島家に作られたキイロスズメバチ(スズメバチ科)の巣
巣は古民家の出入口上にあり、大きさ(上下の長さ)は30cm以上。
キイロスズメバチの巣は秋に向けてとても大きくなり、また攻撃的で危険ですから処理することに。
しかし巣を作った位置が悪く、残念ながら展示用に巣ごと捕獲することはできませんでした。
そこで処理前に成虫(働きバチ)だけ捕獲して展示することに。
捕獲したのは11匹です。
▲キイロスズメバチ
他のスズメバチと比べて体がより黄色く見えます。
▲キイロスズメバチの顔(頭部)
また、体全体が毛深いのも特徴です。
社会性のハチの働きバチは、羽化してしばらくは巣の中で働き、年をとると巣の外で働くようになります。
捕獲してきた働きバチは外で仕事をするようになっていたものですので、あまり長生きはしないかもしれません。
短期間の展示になる可能性が高いので、ご覧になりたい方はお早めにお越しください。
なお、当館ではキイロスズメバチの巨大な古巣を2つ展示していますで、そちらもご覧ください。