施設からのお知らせ

9/11(日) 十五夜団子を作ろうを開催しました 【郷土民家園】

9月11日(日)に、十五夜のお供え団子を作る教室を開催しました。
この教室は、旧暦8月15日の十五夜(今年は新暦9月15日(木)に当たります)に合わせて毎年開催しています。

【生地作り】

はじめに、上新粉をお湯で練って生地を作りました。
最初のうちは生地がとても熱いので、ボランティアや参加者の大人が、ヘラやしゃもじを使ってかき混ぜました。

【成形】

できあがった生地を切り分けて、みんなで丸めてお団子を作りました。

【蒸し】

丸めたお団子を蒸籠(せいろ)の中に入れて、かまどの火で約40分間蒸しました。

【十五夜の供物盗みを体験】

蒸し上がりを待つ間、子どもたちに十五夜の「供物盗み」の風習を体験してもらいました。
「供物盗み」は全国的に行われていた風習で、十五夜や十三夜の夜に、子どもがよその家のお供え物(お団子・おまんじゅう・柿など)を取って回るというものです。大人は叱るようなことはせず、気づかないふりをしたといいます。
昔の大和でも、子どもたちが家々を回り、縁側にあるお団子やおまんじゅうを竹竿で突いて取っていたそうです。

【蒸し上がり】

蒸し上がったお団子をうちわであおぎました。こうすることでお団子の表面に照りが出ます。
できたてのお団子に黄粉をつけて試食しました。

残ったお団子は、自宅で飾るために15個ずつ持ち帰りました。

また、この日は、ときどき当園で絵手紙を描かれている「地球・絵手紙ネットグループ」の みなさんが来園し、教室の様子を素敵な作品に描いてくださいました。園内管理事務所前の掲示板にて展示していますので、ぜひご覧ください。

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