今年はしらかしのいえ、および、しらかしのいえボランティア協議会20周年の年です。
ボランティア協議会では20周年記念行事として湿生植物園の池(以下、湿生池)のかいぼりを行います。
本番は11/4(土)なのですが、その準備も兼ねた、ヨシの抜き取り作業が9/10(日)に行われました。
「かいぼり」とは、池や沼の水を汲み出し、底の土を天日干しすることを指すことが多いですね。
しかし泉の森は名前の通り水が湧き出しているところが多く、池から完全に水を抜くことはできません。
そこで湿生池では天日干しは諦め、外来生物の駆除と、底の泥さらいをすることになっています。
底の泥をさらうためにはヨシ(一般にはアシということが多いですね)が邪魔です。
増えすぎたヨシを減らすためと、泥さらいをしやすくするため、まずはヨシの抜き取り作業を行なったというわけなのです。
この作業には一般の方々が多く参加してくださったのですよ。
ボランティア協議会会員、自然観察センターのスタッフも合わせ、総勢29人が汗を流しました。
では、当日の様子をお届けしましょう。
▲まずはボランティア協議会(柳とあそぼう引地川部会)の方から説明を受けます
さて、湿生池はどれだけ変わったでしょうか?
▲作業開始前
▲作業中
▲作業終了直前
どうですか? 見違えるように池面が広くなりましたよね?
上からも見てみましょう。
▲作業前
▲作業後
ほとんど見えなかった池面が、午前中の作業だけで、これだけ見えるようになりました。
これで11月のかいぼりもスムーズに行えることでしょう。
参加者の皆さんに、感謝、感謝です!
さて自然観察センターでは、11月の湿生池かりぼり本番を手伝ってくださる方を募集中です。
みんなと一緒に汗を流し、泉の森の水辺の再生を目の当たりにしませんか?
詳しくはコチラ→(https://www.yamato-zaidan.or.jp/archives/93836)をご覧ください。
皆さまのご参加をお待ちしています。