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豊かな自然が広がる引地川源流の森 泉の森 いずみのもり

〒242-0029 神奈川県大和市上草柳1728番地アクセスマップ
Tel:046-264-6633(自然観察センター・しらかしのいえ)
Tel:046-260-5795(泉の森ふれあいキャンプ場)
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2017/7/13(木)泉の森自然情報~変な幼虫~【自然観察センター】

おととい、「変な虫」を紹介しましたが、今回は「変な幼虫」です。

イノコヅチカメノコハムシ(ハムシ科)の幼虫
このトゲトゲした幼虫はイノコヅチにいます。
左が頭なのですが。右に連なるちょっと白いものは脱皮殻なのです。
つまり、おしりの方に今までの脱皮殻をいくつもくっつけているのですね。
この幼虫は3つの殻をつけていることが分かるでしょう。
そして、時には脱皮殻を高く持ち上げます。
この写真ではあまり上がっていませんが、もっと上げることがあるんですよ。
どういう意味があるのでしょうね?
葉をムシャムシャ食べます。
顔を正面から見るとものすごくタレ目らしいのですが、こっちを向いてくれませんでした……。
ちなみに成虫はこんな姿。
カメノコハムシという名前の意味が分かるのではないでしょうか?
周りが透けてて綺麗ですよね。

シャチホコガ(シャチホコガ科)の幼虫
この、何がどうなっているのか分かりにくい虫は、ガの幼虫。
逆U字状になっていて、左が頭、右がおしりです。
名古屋城などのお城のてっぺんにある鯱(しゃちほこ)のようにのけぞっているので、シャチホコガと言います
(そういえば昨日、犬山城の鯱が落雷で破損してしまったというニュースがありましたね)。
この姿は、ちょっと遠くから見ると枯れ葉にそっくりです。
葉を食べている姿がこちら。
足が長くて、ちょっと不気味ですね……。
念のため言っておきますと、右が頭で、左がおしりです。
ちょっと脅かすと、上の写真の姿勢になります。
このシャチホコガの幼虫はエノキにいました。
ちょうど1か月前にも同じ木で別の幼虫を見ていますが、食樹はエノキだけではありません。
カエデやケヤキ、クルミなど、いろいろ食べるそうですよ。

いかがでしたか?
虫の世界も面白いと思いませんか?

※泉の森は動植物の採集・採取禁止です。
 昆虫の持ち帰りもできません。観察するだけにしましょう。

泉の森
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