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豊かな自然が広がる引地川源流の森 泉の森 いずみのもり

〒242-0029 神奈川県大和市上草柳1728番地アクセスマップ
Tel:046-264-6633(自然観察センター・しらかしのいえ)
Tel:046-260-5795(泉の森ふれあいキャンプ場)
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2017/4/29(土)泉の森自然情報~キャンプ場にハチの集団~【自然観察センター】

今日の昼、キャンプ場から「ハチが枝にたくさんいる。とりあえず周りを囲ってあるが、
人が通るところなのでなんとかしてほしい」旨の電話がありました。

さっそく行ってみると、そこにいたのはムモンホソアシナガバチでした。

ムモンホソアシナガバチ(スズメバチ科)女王の越冬集団
ムモンホソアシナガバチは秋に生まれて交尾を済ませた女王が
樹洞などで集団越冬します。
その女王たちが暖かくなったので洞から出てきたのでしょう。
巣があるわけではありません。
つまりここに写っているのはすべて女王蜂です。

女王たちはこれから巣を作る場所を探しに飛び立ちます。
巣がある時は巣を守ろうとして気性が荒くなったりもしますが、
こんな時ならおとなしいものです。撮影させてもらいました。


ムモンホソアシナガバチは、この辺りにいるアシナガバチの中で一番美しいと思います。

さて、越冬していた樹洞はどこにあるのでしょう?
ハチの間を覗いてみると、樹洞の入口らしきものがありました。
よく見えないので少しどいてもらおうと息を吹きかけたら、
一斉にフワーッと飛び立ちました。
私の体にとまったものも何頭かいましたが、もちろん刺されません。

そして入口が見えました。

中にはまだ何頭かいるようです。
こんなところで集団越冬するハチがいるってご存知でしたか?

ということで、もうほとんどいないですし、そもそもあまり危険はなかったのですが、
念のため周囲は囲ったままにしてあります。
残っている女王たちもすぐにどこかに行くことでしょう。
どこか人通りのないところで、ひっそりと巣を作ってくれるといいですね。

これと同じハチをご覧になりたい方は自然観察センターまでおいでください。
昨年の8月19日に捕獲したムモンホソアシナガバチを展示しています。
現在生き残っているのはすべて女王蜂です。
まだ20頭以上いますよ。

泉の森
住所 〒242-0029
神奈川県大和市上草柳1728番地
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