今日の昼休みに園内を歩いていると、ヒヨドリの風切羽が1枚落ちているのを見つけました。
羽は生え変わるとき自然に抜け落ちることもありますが、
タカなどの猛禽類や、キツネやネコなどの哺乳類に襲われてむしられたものであることがほとんどです
(今回は羽の抜き方から猛禽類に襲われたもののようです)。
このような場合は近くに別の羽が落ちていることが多いので探してみました。
するとヒヨドリの羽だけでなくシメやエナガの羽も見つけることができました。
▲ヒヨドリの初列風切と次列風切の一部
ヒヨドリは両翼の羽を拾ったのですが、右翼のほうがたくさん拾えたので、
右翼分だけ並べてみました。
▲シメの初列風切と次列風切の一部
シメは初列風切の外側の方は右翼、初列風切の内側の方と次列風切は左翼のものを拾いました。
シメの内側の初列風切は独特の形で、しかも先端が青くて綺麗です。
▲エナガの尾羽(?)とシジュウカラの次列風切(?)
これはちょっと自信がないのですが、左の黒くて長いのはエナガの尾羽でしょう。
右の2枚は外縁が白いのでシジュウカラの次列風切かなと思っています。
「鳥たちの落としもの」というタイトルをつけましたが、
実際には何かに襲われた跡なのでしょうから、自然界の厳しさを感じますね。