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12/9(金) 旧北島家の障子を張り替えました 【郷土民家園】

毎年、郷土民家園では、年末の大掃除の一環として旧北島家の障子の張り替えを行っています。
今年は12月7日(水)に古い障子紙をはがし、9日(金)に張りつけを行いました。
例年は職員とボランティアさんたちとで行っているこの作業、今年は泉の森生まれのあの子も手伝ってくれました。

【障子はがし】

障子戸を全て取り外して庭へ出し、水をかけて障子紙を濡らしました。
こうすると、のりが水で溶けるので障子紙をきれいにはがすことができます。この後、桟(さん)に残ったのりや煤汚れを雑巾でふき取りました。

【障子張り】

旧北島家の土間に台を2つ出して、その上に障子戸を載せて作業しました。
まず、はけを使って障子戸の桟(さん)にのりをつけました。べったりと塗りつけるのではなく、桟の上に少しずつ載せるようにしてつけるのがコツです。
つぎに、2人1組で障子紙を張りつけました。紙を広げて桟の位置に合わせて張り、余った部分はカッターナイフで切り取りました。
紙を張った障子戸を屋外に出してのりを乾燥させた後、全体に霧吹きをかけました。こうすることで、再び乾燥させたときに紙がピンと張り、たるみのないきれいな仕上がりになります。

この日はヤマトンが来園し、障子張りを手伝ってくれました。上で紹介したのりつけ、障子紙張り、霧吹きの一連の作業を上手にやってくれました。

ボランティアのみなさんとヤマトンのおかげで、作業はお昼前に完了しました。
みなさん、ありがとうございました。