6/2に1回めをお届けした、春から初夏のトンボの2回めです。
日々新しい写真が撮れており、どのグループを紹介しようか迷うのですが、
今回は大きめのやつで行きましょう。
▲コオニヤンマ(サナエトンボ科)
まずは、前回つかまえた状態のアップ写真しかお届けできなかったコオニヤンマです。
大きくて色も似ているのでオニヤンマと間違われる方が多いのですが、
コオニヤンマはよく止まり、普通のトンボと同じように水平に近い姿勢をとります。
対してオニヤンマは木の枝などにぶら下がり、水平に近い姿勢をとることはありません。
また、オニヤンマは複眼が大きくて鮮やかな緑色です。
オニヤンマはまだ見ていませんが、そろそろ出てくるころですね。
▲オオヤマトンボ(ヤマトンボ科)
続いては、しらかしの池の岸近くを行ったり来たりしている、
これも一見オニヤンマに似ているオオヤマトンボです。
しかし胸部の黒っぽい模様が緑色の光沢を持っていますので、
近くで見られればオニヤンマでないことが分かるはずです。
この仲間は他にも種類が多いのですが、
顔面に黄色い横帯が2本入っているのがオオヤマトンボで、
他の種類(コヤマトンボなど)は黄色い横帯が1本です。
ただし泉の森近辺では、まだオオヤマトンボしか見つかっていないようです。
今回はここまで。続きは後日お届けします。