だいぶ暖かくなりましたね。
サクラ開花情報でもお知らせしたように、
泉の森でもソメイヨシノが開花しました。
さらに今朝8時ころにはウグイスのさえずりも聞こえましたよ♪
さて、サクラは毎年咲きますが、
タケやササは芽生えてから数十年後にならないと開花しないことで有名ですよね。
そんなササの花が咲いているのを見つけました。
▲アズマネザサの花
花といっても花弁(花びら)があるわけではなく、
雄しべなどがチョロっと出る程度の地味なものです。
タケやササは花が咲くとその後枯れることはご存知ですね?
山に生えるササが一斉に咲いて枯れてしまうこともあり、
私がフィールドとしている山梨県の山でも数年前に開花して、
現在はまったくといっていいほどササのない山になってしまっています。
中国ではジャイアントパンダの棲む山のタケが一斉に枯れて
パンダが飢餓の危機に陥るというニュースも流れたりしますね。
現在、泉の森でササが咲いているのは私の知る限り2か所で、
しかもどちらもごくごく狭い範囲ですから、
今回の開花で泉の森からササがなくなってしまうということはありません。
ボランティアさんに聞いたところ、泉の森ではときどきササの花が咲くんですって。
インターネットで調べたら、草刈りがよく行われるところでは、ササの花がときどき咲くそうです。
とはいえ、簡単に見られるものではありませんし、
どんな花か知らなければ咲いていることに気づくこともないでしょう。
興味のある方は探してみてはいかがでしょう?
よく探すと、何年か前に咲いたのか、ササが枯れている場所を見つけることもできますよ。