だんだんと寒さが緩んできましたね。
泉の森では春に花を咲かせる木の中に見頃を迎えたものが出てきました。
▲サンシュユ(ミズキ科)
たくさんの小さな黄色い花を咲かせているのはサンシュユです。
この様子からハルコガネバナ(春黄金花)の別名があり、
秋には赤い実をつけるのでアキサンゴ(秋珊瑚)とも呼ばれます。
中国などが原産地で、園内では遊びの小川や湿生植物園の周辺などに植えられています。
▲ウグイスカグラ(スイカズラ科)
ピンク色の小さな花をつけているのはウグイスカグラ。
少し離れると咲いているのが分からないほど目立たない花です。
4月くらいから花が増えますが、実は1月くらいから咲いているんですよ。
本来は下向きに咲く花なのですが、早い時期に咲くものは横や上を向いて咲きます。
園内のあちこちに自生しています。
▲ネコヤナギ(ヤナギ科)
銀白色の花芽がかわいいネコヤナギも咲き始めました。
この木は観察センターの池の脇にあります。
ネコヤナギは雄株と雌株がありますが、この木は雄株のようです。
▲カワヅザクラ(バラ科) ▲ウメ(バラ科) ▲ミツマタ(ジンチョウゲ科)
続いて郷土民家園の花をまとめて紹介しましょう。
カワヅザクラは何本かが満開を迎えており、1本だけあるカンザクラも満開です。
ウメ(紅梅)は傷んだ花もありますので、見頃を少し過ぎたかもしれません。
ミツマタは咲き始め。まだ写真映えするような状態ではありませんので、これからが楽しみですよ。
▲フキ(キク科)
最後は番外編、フキです。民家園にたくさん咲いていました。
フキノトウは美味しいですが、もう食べごろはとっくに過ぎてしまっていますね(笑)。