最近、首が長くて大きな黒い鳥をよく見るようになりました。
ウ(鵜)の仲間のカワウです。
飛んでいるところを見ることが多いのですが、
時々しらかしの池に下りています。
▲カワウ(カツオドリ目ウ科)
長良川の鵜飼いなどで有名なように、ウは潜水して魚を捕らえます
(ただし鵜飼いに使われるのはカワウではなくウミウです)。
カワウが大挙して川に押し寄せ、アユの稚魚を食べ尽くされてしまうという
ニュースが流れたりもしますね。
昨冬はしらかしの池の下の釣り堀にカワウが何羽か来て、
魚をかなり食べられてしまったそうです。
さて、ウの仲間といえば、このポーズですね。
▲翼を広げて濡れた羽毛を乾かすカワウ
鳥の仲間は尾羽の付け根あたりから分泌する脂を塗って
羽毛が水をはじくようにするのですが、
ウはこの脂が少ないので水に入ると羽毛が水を含んでしまうのです。
水鳥のくせに水に濡れやすいとは変な話ですよね。
ですから水から上がるとこのように羽を乾かします。
先日ダイサギについて紹介しましたが、
あれから毎日のように見ています。
いらかしの池の3種のサギをいっぺんに撮れる機会がありましたので撮ってみました。
▲左からコサギ、ダイサギ、アオサギ(手前はヒドリガモ♂)
姿勢も距離も違うので、大きさ比べをしにくいのが難点ですが……。
この時は仲良く(?)していますが、アオサギはダイサギが気に入らないようで、
見つけると追い払うことが多いようです。
先日は飛びながら長い時間追いかけっこをしていました。
体が同じような大きさなので食べる魚の大きさも同じなのでしょうね。
自分の食べる魚が減らないように追い払うのでしょう。